こんばんは。
第2回「プレイバック・名プログラム/名勝負」です。
今回は、1994年、千葉・幕張メッセで行われた世界選手権女子フリーのことを振り返ってみたいと思います。
この世界選手権は、リレハンメルオリンピックの翌月に、オリンピックメダリストが不在の中で行われたもので、現在、ジェレミーアボットのコーチを務める佐藤由香さんと、フランスのスルヤ・ボナリーの一騎打ちでした。
※オクサナ・バイウル、ナンシー・ケリガンは大会前に不参加を表明。
ルー・チェン(陳露)は大会直前に疲労骨折が判明し棄権。
このフリーですが、実は、筆者は会場最前列で観戦していました。
初めての世界選手権観戦でした(笑)
この世界選手権、先に滑ったのはボナリーでした。
冒頭の助走なしからのダブルアクセルに始まり、トリプルコンビネーションを含め、当時の女子シングルでは最高の技術力を披露してくれました。
一言だけコメントすると、助走なしでダブルアクセルなんか、普通飛べないです・・・。
余談ですが、他の試合において、ボナリーは助走なしで連続ダブルアクセルも飛んでいます。
すごい身体能力ですね。
スルヤ・ボナリー(1994年世界選手権フリー)
最終滑走者であった佐藤選手、途中、ジャンプが抜ける場面がありましたが、滑らかなスケーティングに高速ステップと、当時の筆者にとっては勉強となる演技でした。
それよりも。演技終了後、会場がスタンディングオベーションに包まれ、佐藤選手の優勝を目の前で見て、感動したことを覚えています。
※佐藤夫妻コーチと一緒にいられる方は、1988年カルガリーオリンピックでエリザベス・マンリーを銀メダルへ
導いたピーター・ダンフィールドコーチです。
佐藤由香(1994年世界選手権フリー)
尚、結果は、ボナリーの技術力を上回った佐藤選手が優勝で幕を閉じましたが、この表彰式でボナリーが採点に不服を表し、表彰台に上がらないというハプニングがありました。
涙ながらの抗議だったのでしょう。
表彰式(1994年世界選手権女子シングル)
第2回「プレイバック・名プログラム/名勝負」です。
今回は、1994年、千葉・幕張メッセで行われた世界選手権女子フリーのことを振り返ってみたいと思います。
この世界選手権は、リレハンメルオリンピックの翌月に、オリンピックメダリストが不在の中で行われたもので、現在、ジェレミーアボットのコーチを務める佐藤由香さんと、フランスのスルヤ・ボナリーの一騎打ちでした。
※オクサナ・バイウル、ナンシー・ケリガンは大会前に不参加を表明。
ルー・チェン(陳露)は大会直前に疲労骨折が判明し棄権。
このフリーですが、実は、筆者は会場最前列で観戦していました。
初めての世界選手権観戦でした(笑)
この世界選手権、先に滑ったのはボナリーでした。
冒頭の助走なしからのダブルアクセルに始まり、トリプルコンビネーションを含め、当時の女子シングルでは最高の技術力を披露してくれました。
一言だけコメントすると、助走なしでダブルアクセルなんか、普通飛べないです・・・。
余談ですが、他の試合において、ボナリーは助走なしで連続ダブルアクセルも飛んでいます。
すごい身体能力ですね。
スルヤ・ボナリー(1994年世界選手権フリー)
最終滑走者であった佐藤選手、途中、ジャンプが抜ける場面がありましたが、滑らかなスケーティングに高速ステップと、当時の筆者にとっては勉強となる演技でした。
それよりも。演技終了後、会場がスタンディングオベーションに包まれ、佐藤選手の優勝を目の前で見て、感動したことを覚えています。
※佐藤夫妻コーチと一緒にいられる方は、1988年カルガリーオリンピックでエリザベス・マンリーを銀メダルへ
導いたピーター・ダンフィールドコーチです。
佐藤由香(1994年世界選手権フリー)
尚、結果は、ボナリーの技術力を上回った佐藤選手が優勝で幕を閉じましたが、この表彰式でボナリーが採点に不服を表し、表彰台に上がらないというハプニングがありました。
涙ながらの抗議だったのでしょう。
表彰式(1994年世界選手権女子シングル)