こんばんは。

さて、ソチオリンピック開幕まで1週間を切りました。
タイトルのとおり、オリンピックを振り返ってますが、当初、ソチオリンピック開幕まで終わらせる予定でしたが、間に合うか心配になってきてしまいました・・・。 

今回は1998年長野オリンピック、男女シングルを振り返りたいと思います。

まずは、女子シングル。
このオリンピックは、前年の世界選手権同様(第5回「プレイバック・名プログラム/名勝負」)、アメリカのミッシェル・クワン、タラ・リピンスキーの対決みたいな形になりました。 前年の世界選手権ではタラ・リピンスキーが、オリンピックシーズンの全米選手権ではミッシェル・クワンが勝っています。 

ミッシェル・クワン(1998年長野オリンピックフリー)


タラ・リピンスキー(1998年長野オリンピックフリー)


ミッシェル・クワンの演技は、芸術点が満点に匹敵する5.9が並びましたが、後から滑るタラ・リピンスキーのため、点数が抑えられたと思われます。(当時の採点方法では、後の選手を考慮し、先に滑るのが若干不利でした)

タラ・リピンスキーもトリプル・ループのコンビネーションジャンプを含め、パーフェクトな演技。正直、甲乙付け難い演技でしたが、6対3でタラ・リピンスキーに軍配が挙がった結果でした。

尚、このオリンピックでタラ・リピンスキーが着用していたブルーのコスチュームが、オリンピックで金メダルを引き寄せる「青」のジンクスの始まりとなります。

<参考記事>
ソチ五輪 浅田真央に金メダルを引き寄せる「青」のジンクス

一方、男子シングルはタラソワコーチに師事していたロシアのイリア・クーリックが、スピード感溢れる見事なラプソディ・イン・ブルーを披露し、優勝しています。

イリア・クーリック(1998年長野オリンピックフリー)


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